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2019.02.13

ダイエットに効果的な漢方の活用方法

 

薬膳料理や風邪のひきはじめに飲む方も多い葛根湯など、漢方は私たちの生活に身近なものとなっています。体質の改善や緩やかに効いていくというイメージのある漢方ですが、ダイエットに用いる場合には、どのように作用し効果があらわれるのでしょうか。

今回は身近にあっても意外と知らない漢方についてお伝えします!

 

 

漢方の基本の「き」

漢方は、古代中国の伝統医学を端としていますが、日本の気候や日本人の体質にあわせて独自に発展を遂げた日本の伝統医学です。

漢方というと中国のものという印象ですが、中国の漢方は「中医」と呼ばれていています。漢方で使われる薬が漢方薬であり、自然の植物や鉱物、いわゆる天然物をそのまま利用した生薬が用いられています。

漢方には、西洋医学とは異なる体の診断があります。「証」「気・血・水」と呼ばれるものです。

 

「証」とは

「証」は抵抗力や体質といったその人の状態で、たくさんの分け方がありますが、「虚・実」が良く使われます。

「実証」は体力がある、筋肉質、暑がりなどの特徴があり、「虚証」は体力がない、華奢、寒がりなど実証とは逆のタイプです。どちらにも当てはまらない場合は「中間証」となります。

 

「気・血・水」とは

「気・血・水」は不調の原因を探るもので、この3つの状態を診てどこに問題があるのかを考えます。一例として、気虚はだるさや食欲不振などがでる気の不調、お血は月経異常や便秘などがでる血の不調、水毒・水滞はむくみや下痢などがでる水の不調です。不調の箇所はどこか一か所とは限らず、気と血、水と血というようなケースもあります。

 

 

漢方でやせるとはどういうことか

漢方でやせるということは、まず自分がどの体質であるのかというところから始まります。
「気・血・水」の中で不調をきたしている部分が太っている原因だと考え、その不調を改善することでダイエット効果が期待できます。

気太りは、文字通り「気」の流れがスムーズにいっていない、すなわちストレスが原因でエネルギー代謝が落ちているために太ってしまう状態です。ストレスを溜めない生活を送るのが一番ですが、社会生活ではなかなか難しいところです。

血太りは、血液の汚れや血行不良により余分な老廃物の排出がうまくいかず太ってしまう状態です。見た目に分かる脂肪だけではなく、体の中にコレステロールや中性脂肪もついている可能性もあります。

水太りは、水の滞りが原因で、余分な水分が溜まり太ってしまう状態です。

気と血の混合型というように、原因が一つでない場合もあります。いずれにしても、漢方でのダイエットは、みんなに効く漢方薬を探すのではなく、自分に必要な漢方薬を探すという視点が大事です。

 

 

漢方をダイエットに使用する際に注意するべきこと

ダイエットに漢方を取り入れる際には注意するべきことがいくつかあります。

まず、漢方は医薬品であるということ。効果が穏やかというイメージはありますが、すべての漢方がそうではありません。生薬にも副作用のリスクはあります。特に持病がある人や、他の疾病で薬を服用中の人は、必ず医師や薬剤師に相談するようにし、自己判断はやめましょう。

 

 

ダイエット効果が期待できる漢方4選

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気太り向け

加味逍遙散(かみしょうようさん):
効能としては、冷え症・虚弱体質・更年期障害などです。疲れやすく、いらだちなどの精神神経症状、便秘傾向の人に向けた漢方薬で、気血の巡りを良くするため、ストレスを溜めこみがちな人によいといわれています。

 

血太り向け

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):
血水の巡りを良くし、月経不順や月経痛にも効果があります。比較的体力があり、ときに肩こりやめまいがある人に向けてのものとなります。

 

水太り向け

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):
消化吸収を助け、余分な「水」の排出を促します。むくみがあり、太り気味の方におすすめされています。疲れやすく、胃腸が弱いタイプに向けてということで、「証」では「虚証」の人向けになります。

 

混合型向け

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):
「気・血・水」のすべてに滞りがある場合におすすめの漢方薬です。風邪や便秘、蓄膿症、湿疹、ふきでものなど、幅広い症状に対し効果があります。体力があり、お腹に皮下脂肪が多く、便秘がちな人に向けてのものであり、「証」では「実証」の人向けになります。

 

 

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ここでは「気・血・水」のタイプ別に漢方薬を紹介しました。漢方を販売している会社のサイトでは、セルフチェックで自分のタイプを調べることができるページもあります。しかし、漢方の体質診断はもっと細かいものとなりますので、自分にぴったりと合った漢方薬を探すのであれば、専門家による漢方相談を受けたほうが確実です。

漢方を使ったダイエットは、注意しなければいけないところもありますが、ダイエット意外にも便秘解消やふきでものの改善といった嬉しい効果が期待できます。一度試してみてはいかがでしょうか。

記事公開日:2019.02.13

記事更新日:2018.12.27

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